月曜日の夕立ちはつめたい

走り出した気持ちが家出して戻ってこないときに書く

わたし"たち"の話

うちらの実存、勝るあらめや

久しぶりにブログを書こうと思い立って開いてみると、前にプライド月間への恨み言を書いてから、実に1年が経過していた。私が「家族」のことを書こうが書くまいが生活は続いてゆくし、相変わらず本邦のプライド月間という概念もはりぼてのままだ。 そのはり…

私たちは星になんてならない

善き人間でありたい。ずっとそう思っている。思っているだけだ。 ぼろぼろ泣いている子どもを目の前にして、私は咄嗟になにも言えなかった。なにが善き人間だ。一番大事な人も救えないくせに。

私の愛を疑られるとムカつく

結構、嘘をつく方だ。

「ご希望の決戦日を書いてご提出ください」

校名の入ったスリッパって、一足いくらくらいなのかな 自分の人生が映画化されたとして、まあその映画の出来は置いといて、自分としては「ここ、山場だな」と思う瞬間がある。でもそれは他人の目から見ると、本当にまったく大したことのないシーンだったりす…

夏への扉、現在安全点検中

写真は「歯ブラシ買って帰ってきて」と言われた日のものだ。私はリ・ジョンヒョクの「分かってる」スタンプをひとつ送り返し、いつも使うドラッグストアに寄って、いつも通りの3本を買い物カゴの中に入れた。

「君は誰を好きだっていい」が言えない

昨日、プロポーズされた。 正直言うとあんまり意外ではなかったし、気も動転しなかった。 でも「ああ、ついに言いやがったな」とは思った。

好きだった君への果たし状

FANCY TWICE K-Pop ¥255 provided courtesy of iTunes ああ、多分あいつだ。キンキンに冷えた車のハンドルを握り締めて、私は視線の先でのったりのったりと歩く、ひとりの男を注視していた。その日はいわゆる真冬がはじまったばかりで、久しぶりの冷え込みに…